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なるほど台所帖~大地を守る会の商品や食の知識が深まります~

なるほど台所帖vol.23:れんこんの変色を防ぐ方法をご紹介

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届いたれんこんが黒く変色していましたが、これは傷みでしょうか。また、切ったときにすぐ変色してしまうのを防ぐ方法はありますか?(調布市 N.Uさん)

れんこん生産量日本一の茨城県より。毎年会員さんに好評の達人・柳生信義さんのれんこんを中心にお届けします。ぜひお楽しみください。

お酢の力でれんこんを色よく

れんこんの表面や切り口が黒褐色や黒紫色に変色していることがあります。これは畑の中にいたとき、泥に含まれる酸化鉄が変色したもの(渋とも呼ばれる)や、れんこんの成分であるタンニン類によるもので、どちらも食べるのに問題はありません。

たわしでこすっても落ちないものは酢水につけることで、ある程度落とすことができます。調理中も切ったらすぐに酢水につけることで、酸化させる酵素のはたらきを抑え、白く仕上げることができます。

食感を楽しむ、切り方3選

調理の仕方で食感が変わるのが、れんこんの楽しみでもあります。繊維を断つように輪切りにする場合、薄く切ってサッと火を通せばシャキシャキとした歯ごたえ。同じ輪切りでも厚く切ってじっくりと加熱するとお芋のようなホクホクとした食感に、皮ごとすりおろして水分と一緒に加熱すればモチモチに仕上がります。

同じ味付けでも食感が変わることで、新鮮なおいしさに。今夜のれんこんは、いつもと切り方を変えてみてはいかがですか。

冬から春にかけて、
粘りと甘みが増します!

『れんこん』

大地を守る会の『れんこん』

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大地を守る会編集部

大地宅配編集部は、“顔の見える関係”を基本とし、産地と消費地をつなぐストーリーをお届けします。