一年のはじめには、「まめ(まじめ・健康)に暮らせるように」と豆をいただきます。でも、普段は忙しい毎日を過ごしていませんか? 忙しくも“まめ”に暮らしている、大豆の生産者・平譯優(ひらわけまさる)さんを訪ねました。
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畑の土から栄養をしっかり吸収。うまみが濃い完熟大豆
一面に畑が広がる北海道十勝平野で、35年以上農薬や化学肥料を使わず豆や野菜を育ててきたのは、平譯 優(ひらわけまさる)さん。味噌作り用大豆でもおなじみの生産者です。今季は6月の多雨、10月の台風で「豆や野菜を思うと心が痛んだ」と言います。そのような状況でも、平譯さんのおいしい大豆作りの姿勢は変わらず、“まめ”にあります。
一般的には、大豆の水分がまだ20~25%もある早い時期に収穫することがしばしば。平譯さんは、土から栄養をしっかり吸収させてうまみを蓄積させるため、極力長く畑に豆をならせておき、大豆の水分が15%になるまでじっくり待ちます。収穫は、毎日天気を見計らいながら、完熟状態を見極めて行います。
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北風による自然乾燥で豆の風味が違います
収穫した大豆の乾燥も、平譯さんは昔ながらの「にお積み」で自然乾燥を続けています。「にお積み」とは枝ごと畑に積み上げて置き、北風でじっくりと乾かす方法です。
「早く大量にできる機械乾燥もあるけど、やっぱり自然乾燥。大豆の香りとうまみが出るから。今季は風が控えめだったから少し長めに乾かしたんだ」と平譯さん。炊き上げたときのいい香りとふくよかなうまみは、自然と呼吸を合わせた“まめ”なお付き合いから生まれています。
「冷たい風が吹くほどうれしくなるね」。“まめ”を楽しむ平譯さんの大豆、じっくり味わってみてください。