これさえあれば何杯でも食べられる、そんなごはんのおとも。つやつやときらめく新米の季節に自分の定番を強化しませんか?
基本のひと味として覚えたいのが味噌とカツオ節の作り置き「おかか味噌」。常備品を混ぜるだけなのにふわっと鼻先に立ち上るおかかの香りに箸が止まらなくなる奥深さです。
普段はごはん控えめを意識している方も一口また一口と、この時季だけは気にせずおかわりも楽しんで。新米×おとものすてきな出会いを心行くまで堪能しましょう。
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「炒めるだけ」「焼くだけ」で簡単おともの作り置き
Hint 1
カツオの香り濃厚なお手軽味噌「おかか味噌」
鍋に「やさかみそ(甘口)」150g、みりん50ml、きび砂糖大さじ1を入れて、混ぜながら弱火で煮詰め、水分が軽く飛んだら、カツオ節1パックを入れて火を止めます。練ってとろっとしてつやが出たらでき上がり。冷蔵庫に入れるとかたくなるので、少しゆるめの加減で仕上げます。
Hint 2
浸け込んでまろみ増しの自家製「鮭フレーク」
鮭の旬を堪能するフレーク。「生鮭切身」2切を醤油、みりん各大さじ1、酒大さじ1/2の浸け汁に2時間ほど浸けてから焼いて骨を取り、身をほぐす。皮もキッチンバサミで切って混ぜるのがポイント。最後に白ごま適量を加えて完成です。浸け汁に浸したまろやかさが美味。
Hint 3
苦味ほのかな大人の味わい「ししとうチリメン」
大人のお楽しみの作り置き。ししとうの苦味ににんにくの風味が絶妙なバランスです。にんにく薄切り2片をごま油適量で香りが立つまで炒め、切り込みを入れたししとう80g、チリメンジャコ30gの順で炒める。火が通ったら醤油、みりん各大さじ1を入れ火を止めます。
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監修/フードスタイリスト 遠田 佳代子さん
「秋鮭が手に入ったら、グリルがいっぱいになるくらいいっぺんに焼いて、大量の鮭フレークを作ります。朝食ならごはんと味噌汁に、鮭フレークで満足。脂ののった旬の鮭は、まさにこれさえあれば! のごはんのおともです」