<04>料理を楽しもう!: 2011年7月アーカイブ
2011年7月28日
第2回 シェフとオーガニックハーブの会
7月21日(木)にウェスティンホテル東京とのコラボレーションイベント第2回シェフとオーガニックハーブの会を開催しました。
ハーブのお手入れのあと、クッキングクラスの予定だったのですが、
残念ながら台風がきてしまい、あいにくの雨模様でした。
今回はハーブのお手入れが中止になり、
大地を守る会の生産者ハーブスマンの福山久之さんの講義を行ないました。
いつもは土やハーブに触れてハーブと向き合う時間ですが、
今回は福山さんのお話をじっくり聞ける貴重な時間となりました。
福山さんとハーブとの出会いは、
20代前半で世界に放浪の旅にでたとき、
様々な国々でハーブが薬効などに使われていたこと。
そんな出会いをきっかけに、現在のオーガニックハーブを栽培することになったそうです。
講義は基本のハーブの育て方について、土の選び方、水やりの仕方、など
家庭でも楽しめる方法を教えていただきました。
福山久之さん(ハーブスマン)
そして興味深かったのが、日差しについて。
日差しの強い夏場は半日陰の場所の方がハーブもほっとするんだそうです。
やはり、人間だけでなく、ハーブも涼しいところがいいんですね。
イベントに参加しているみなさんと栽培しているハーブガーデンをイベント終了後に確認したのですが、
確かに、陽射しの強い暑い日が続いていたこともあって、
日陰の方が育ちがよかったです。
さらにハーブの利用方法まで、
ハーブティーの入れ方、そしてハーブをつかったリラックス法などをうかがいました。
次は、クッキングクラス。
講師は古屋豊樹さん(ウェスティンホテル東京「ビクターズ」料理長)です。
教えていただいたレシピは・・・
魚介類のディルマリネと紫蘇の風味をつけたビーフコンソメゼリー カクテル仕立て
まずはビーフコンソメからつくることからはじめました。
古屋豊樹さん(ウェスティンホテル東京「ビクターズ」料理長
「ビーフコンソメはフレンチの基本で、若い時は大きい寸胴鍋に何時間も鍋にはりつきながらつくりました。
時間かける料理ほど人気で、パーティなどで出すとすぐなくなっちゃうんですよね。」
という裏話を聞きながら、いちから作るビーフコンソメの作り方に集中します。
最後にはシソを入れて風味付けもします。
参加者のみなさんの質問をまじえながら、レッスンはすすみます。
優雅な手さばきで、シーフードと野菜をソテーし、
じっくりつくったビーフコンソメをゼリー状にしてのせました。
見た目も涼しげで、シソの香りがふんわりとした夏のメニューでした。
もちろんクッキングクラス終了後は、
クッキングクラスで習ったレシピのメニューも入った
ハーブのきいた美味しいフレンチランチをいただきました。
ハーブは元気に成長しています。
ミニトマトがさっそく実をつけていました。
きっと次回は、赤々と実ったミニトマトが楽しめると思います。
そんなシェフとオーガニックハーブの会あと2回あります。
このイベントは一度参加すると、また参加したくなる満足感のあるイベントで、
参加される方はリピーターの方ばかり。
次回は8月25日(木)。
ぜひ参加してみてくださいね。
第3回「シェフとオーガニックハーブの会」
■日時:8月25日(木)講習10:00~11:30、ランチ11:30~
■場所:ウェスティンホテル東京
■クッキングクラスの内容:スズキと小海老のパピヨット ハーブと有機野菜と共に
バジルオイルとミックスハーブの塩の花添え
■お申込みはこちら
大地を守る会 広報担当 齋藤史恵