2010年7月 1日

「たまなびファーム」大豆の種まきをしました!

とらちゃんこと虎谷健です。

文化放送・玉川美沙さんの「たまなび」とのコラボで始まった「たまなびファーム」。

大豆の種をまくために埼玉県の神川町にあるヤマキ醸造さんをスタッフの皆さんと一緒に訪問しました。

番組の中でのたまちゃんの子分役(いちおう、「たまなび学園・研究員」という肩書があるようですが

虎谷には「子分」に見えてしまいます)「青春ダーツ」の田中泰宏さんが現地へ来てくれました。

今日はたまちゃんがいないので田中さんにはビリー隊長も逃げ出すようなブートキャンプ並の

重労働を課してあげようと思案中(笑)。

 

1CIMG9442.JPG

まずはお世話になるヤマキ醸造さんに併設の食事処糀庵にてお昼ごはんです。

豆乳を練り込んだうどんにゴマだれ、湯葉、蒸野菜、じゃこを使ったがんもなどヤマキ醸造さん

らしい食事が並びます。

食事をしながら打ち合わせを行いました。

 

3CIMG9449.JPG

食事が済んでさっそく畑に出ました。あらかじめ畝を作っていた場所に種を植えてもらいました。

大豆はお米の「田植え」のような派手な見せ場がありません。ひたすら畑に種を落としていく

地道な作業が続きます。

地味な作業ですが調子に乗って来ると、手は動かしながらも頭の中で色々な事を考える時間が

生まれて心地よくなってきます。ランナーズ・ハイならぬファーマーズ・ハイ(?)かもしれませんね。

田中さんにはこの感覚を体験してもらいたくてこの作業をお願いしました。

 

うしろではスタッフの方が自主的に草取りをしてくれています。

背中に汗をびっしょりかくほど熱心に草取りをやってくれ「いやぁ、気持ちいいのもですね!」

 

普段、空調の効いたビルの中で仕事をしている皆さんには新鮮な経験だったのでしょう。

田中さんもリフレッシュしながらギャグの5つや6つは考えられたかもしれません。

「いかがですか?リフレッシュできました?おもしろいギャグでも浮かんだんじゃないですか。」と

聞いたところ「へ?」という顔。

さては今日の晩飯は何にしよう、とか今日はこれで終わりかな...とか大したことは考えて

いなかったのではないですかな?  

 

4CIMG9450.JPG

大豆を播種した後はちょうど収穫期を迎えていたじゃがいも掘りも体験してもらいました。

 

6CIMG9455.JPG

畑の後はヤマキさんの工場見学を行いました。

醤油の搾る様子を実演、説明してくれているのはヤマキ醸造の大地を守る会営業担当の筒井さんです。

うしろにいる麦わら帽子の方はいつもイベントでお世話になっている角掛さん。

どこから見ても農家のお兄さんですがヤマキ醸造の取締役さま。実はとてもえらい方なんです。

 

2CIMG9445.JPG

今日の取材に来て下さったスタッフの皆さん。今日は蒸し暑い中お疲れ様でした!

 

5CIMG9452.JPG

たまなびファームの看板裏に田中さんにひとことギャグをかましていただきました!

「たまなびファーム」の様子は「玉川美沙・たまなび」の番組の中の「たまなび学園」というコーナー

(毎週金曜日16:35頃)の中で不定期に11月の大豆収穫までお知らせしてゆく予定です。

 

大豆は地味な作物ですが日本人の食生活に欠かせない大切な穀物ですので、このような番組を

通じて多くの方に関心を持ってもらいたいと考えています。

 

皆さんも大豆製品、たくさん食べていますか?

大豆は「畑の牛肉」と呼ばれるほど栄養価が高く、タンパク質、脂肪を多く含む穀物です。

お米はでんぷんを多く含むので、大豆と米を食べれば体に必要な三大栄養素を摂る事が出来て

しまうのです!日本食の定番のご飯とお味噌汁だけで体に必要な栄養素が取れてしまうという

ことはすごいことですね。

これに冷ややっこと野菜、ちちっとあぶった魚、願わくば冷酒が加われば黄金のメニューでございます!

こんなメニューで満足できてしまう日本人って質素に見えて実はとても豊かなんですね。

 

ラジオのリスナーのみなさんにも、質素だけれども豊かな食、その食を支えている農家さん達の

仕事に関心を持ってもらえるといいなと思っています。

 

大地を守る会 交流局 虎谷健

大地を守る会の震災復興支援

生産者に会いに行こう 商品を知ろう! 料理を楽しもう! 知って学ぼう! みんなで話そう!

海外とつながろう! 安心な食べもの 食べて守る生物多様性! 農業のこと 環境のこと 大地を守る会のこと 「NEWS大地を守る」PDF版 大地を守るメディア取材 大地を守る Deli