2014年7月11日
ヘナ染め入門講座を開催しました
6月17日(火)ヘナ染め入門講座を開催しました。
植物ならではのやさしさで髪を染めるヘナ。
ヘナ自体は、ミソハギ科の植物で農薬や化学肥料がなくても育つ生命力の強い木。
ナイアードのヘナはその葉を人の手で摘み取り、現地インドで乾燥、粉砕し、日本で配合・充填し、
商品にします。
種類は、白髪がオレンジ系に染まる「ヘナ100%」、
ヘナに10種類のハーブでトリートメント効果を発揮する「ヘナ10種のハーブ入」と、
白髪が黒茶系に染まる「ヘナ木藍入」の3種類。
写真は白髪が黒茶系に染まる「ヘナ木藍入」です。
こちらが講座のようす。
会場いっぱいに会員のみなさんが参加されました。
講師はナイアードの比田井未来さんです。
講座では、人毛に成分が近いといわれるウシ科のヤクの毛を、
参加者が染める実習がありました。
こちらは、「ヘナ木藍入」の粉をマヨネーズ状にお湯で溶いた後、
ヤクの毛束を入れたようすです。
会場は、ヘナの自然な青葉の香りが漂います。
このまま1時間おきます。
待ち時間の間、比田井さんから、ヘナ染めのコツやインドのヘナ生産現場の説明をいただきました。
1時間後、ヘナを水で流します。ボールの中の水にそよそよと浸すとヘナは簡単に流れ落ちます。
「ヘナ木藍入」の染め上がりです。白髪の部分が黒茶系に染まります。
木藍入の場合、染めた直後、染まった部分が若干緑かかることがありますが、
1~3日で黒茶系におさまります。
こちらの写真は植物の見本なのですが、左はじから、「ヘナ」「木藍」です。
左から3つ目から右はじまでが、「ヘナ10種のハーブ入」「ヘナ木藍入」に
調合されている10種類のハーブです。
写真では読み取りにくいですが、左から3つ目から、「アムラ」「シカカイ」「ベチベル」「ジャマタシ」
「カッチャ」「ブラハミ」「バヘダ」「ハラダ」「バアリンラジ」「ラタンジット」と呼ばれるハーブです。
ヘナそのものに、トリートメント効果がありますが、「ヘナ10種のハーブ入」「ヘナ木藍入」には
さらにインドのハーブの歴史に学んだこだわりのレシピが、生かされています。
実際、インドでは、ハーブを使って髪のトリートメントしている人たちも多いようです。
午後の講座では、ヘナの産地・インドで生産物の品質管理に携わるゴパールさんと
息子さんのサディッシュさんが講座を見学されました。
お二人とも初来日で、ヘナを愛用する、またはヘナに興味のある消費者のみなさんに、
直接会える貴重な機会だと喜ばれていました。
いよいよ夏本番。夏のおしゃれにヘナをご活用ください。
また、紫外線は髪を乾燥させ、パサつきの原因になります。
ナイアードのヘナのトリートメント効果を、髪のケアにお役立てください。