2013年5月17日アーカイブ

2013年5月17日

友へ

 

実直に生きていこうと思って、やってきたつもりである。

どんな任務でも、自分の持ってる力をすべて使って引き受けてやってみる。

それで駄目だったらゴメンね、と

恥をかき続ける人生になるのも、ある時点から覚悟してきた。

 

福島出張の報告をしたいのだけど、気が散って書けない。

ローソンさんとの提携が発表されて、

エビがその営業の先兵隊に指名されて、どこで聞きつけたのか、

たくさんの声援からご批判まで、受けている。

 

TPP推進の旗を振っている社長の会社と提携して、

あんたはその辞令を受けたのか、失望した。。。

エビはホントに人が良すぎる。

いつも火中の栗を拾いに行かされてるのが分からないのか。。。

いや、よくぞ。 頑張れ! ・・・などなど。

 

それだけのインパクトがある事態なのだろう。

今この段階で、強がりも弁解もしたくない。

ただ、俺を罵ったお前、同時代を生きてきた友にだけは、伝えておきたい。

 

僕は忘れてない。

一緒に歌って泣いたりした、そして闘った、多感だったあの時代のことを。

古いカセットテープを探し出して、いま一人で聞いている。

音源は残っていた。 懐かしいね。

どれにしようか。 これでいくか、軽めので。。。

 

   風がさそった この道は

   私一人の 大きな道

   だれも知らない この道は

   明日はだれかの 大きな道 ~

 

   風がはこんで 来た夢は

   私一人の 大きな夢

   だれも知らない この夢は

   明日はだれかの 大きな夢 ~

   

   今日は西へ旅立つ人も

   昨日東で涙を見せた人も

 

   風がはこんで 来た夢は

   明日はあなたの 大きな夢 ~  (「風がなにかを・・・」/曲:五つの赤い風船)

 

ど偉そうなことは言えないけど、

ちっこい体だけど、やれるだけのことはやるつもりだ。

両社の代表が、日本の一次産業を大事にし、発展させることを約束した、

という以上、ここで俺が出張らなくてどうする、

という気持ちはあるのだ。 バカと言われようが-

 

友よ!

僕らは、あの強烈な先輩たちの自己破滅的な闘争と挫折の後に、

確認したはずだ。

たたかいははてしなく続く。

過激な運動論や原理主義や、

無責任な他者への 「~すべき」論で自己満足してはいけない。

みんなの本当のシアワセのために、そのために働こう。

道は違っても、建設的な相互批判をし合える関係でいよう。

戦略は、ときにはしなやかであろう。 その上で、

未来のために、この時代を生きる者の責任を果たしきろう、と。

 

全うできるかどうか・・・

そんなことは、誰も分からない。

 



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