大地を守る会: 2008年10月アーカイブ
2008年10月20日
2008種まき大作戦-土と平和の祭典
10月19日、日曜日、晴れ。
日比谷公園にて、『2008種まき大作戦 土と平和の祭典』 開催。
小音楽堂前の噴水広場にテントを並べた 「農家市場」 に、大地を守る会も出店。
大勢の来場者を前に、野菜・果物の試食販売でPRする。
子どもたちの人気者、短角牛のたんくんも活躍。
天気もよく、日比谷公園という場所もよかったか、出足好調で、
野菜、果物はどんどん売れてゆく。
(photo:Onozuka)
今回、出店に協力してくれた生産者は、
新農業研究会(青森)、瀬山農園(埼玉)、さんぶ野菜ネットワーク(千葉)、
東京有機クラブ(東京)、長崎有機農業研究会(長崎) の方々。
青森から駆けつけてくれた新農研の若者たちです。 (左端は大地職員)
(photo:Onozuka)
今回は、二度の雹にやられても立派に育ったリンゴを持ってきました。
「ちょっと傷があるけど、食べてやってください!」
宅配や大地を守る会取り扱い食材の説明をするスタッフ。
(photo:Onozuka)
なんと午後2時過ぎには、すべて完売!
最後はブースのオブジェとして用意した " 畑の里芋たち " まで、奪われてしまった。
去年の記憶で、夕方にやってこられた方々には、何にもなくて、
まことに申し訳ありませんでした。
去年は午前中が雨模様で、夕方には叩き売り状態でしたからねぇ。
大地を守る会コーナーの脇で談笑する、歌手の加藤登紀子さんと藤田会長。
33年前には想像もできなかった有機農業の広がり。
世間では農業の衰退とか言われているけれど、
農に関心を寄せる若者たちは間違いなく増えている。
ムーブメントの風を感じながら、
草創期を一緒に歩いた二人は、さてどんな会話を交わしたんでしょう。
とにかく、たくさん集まってくれました。 感謝します。
種まき食堂のコーナーでは、
中津ミートさんのフランクフルトに、北浦シャモの 「古代焼き」 で勝負。
北浦シャモの下河辺さんは息子さんを連れてやってきた。
「どう、エビちゃん。 いい男だろう」
ほんとだ。 よかったねぇ、お父さんに似なくて・・・・・
有機農業を目指す人、来たれ。
小音楽堂では、
各地で活躍する若者たちのトーク。
有機農業運動の第2世代も、逞しくなってきた。
ライブステージでは、ゆったりと芝生に座って、
家族でコンサートやトークを楽しむ。
右にあるのは、竹で組んだテント。
昔の道具を使っての脱穀や籾すりの実演。 その向こうは竹馬づくり。
ステージで歌う祭典の実行委員長、Yae さん。
(photo:Onozuka)
お父さん(藤本敏夫さん、前大地を守る会会長)の遺志を継いで、
千葉・鴨川の農場-「自然王国」 で農業もやっている。
二人目の子どもも生まれた。
今日はお母さん (登紀子) さんとのジョイントもあったようだが、
こちらは絶え間ないお客さん相手に、ステージはほとんど見れなかった。
土と平和 ・・・・・は重なっている。
種をまこう、みんなで。 耕そう、未来を。
東京のど真ん中で、たくさんの人たちと手をつないだ一日でした。