2011年5月15日アーカイブ

2011年5月15日

希望の米を!-『稲作体験 2011』 の始まり

 

今年もやってきたぞ。

ここは千葉県山武市沖渡(おきわたし)。

 

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 『大地を守る会の稲作体験2011』 。

この田んぼで22回目となる、無農薬による米づくり体験の始まり。

今年の合い言葉は、 " みんなの力で 希望の米を 収穫しよう! "

 

それにしても22年まったく変わらない景色。

ちゃんと手入れされているから、なんだよね。

 

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尺角植えの線を引いてくれるのも、いつもの人、

「さんぶ野菜ネットワーク」の綿貫直樹さん。

手前の苗は、田んぼの持ち主である佐藤秀雄さんが、これまた例年通り、

畑につくった苗代で大きく育ててもらったもの。

それを前日に実行委員会スタッフで苗取り作業をして準備してくれた。 

 

10時半過ぎ、首都圏各地から集まってくれた会員さんたち。

今年の参加者は約130人。 

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嬉しいね。 

実施を悩んだ経過があっただけに、今年は特に嬉しい。

 

挨拶する地主・佐藤秀雄さん。 

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田植え指導は綿貫直樹さん。 

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大熊俊之実行委員長の掛け声とともに、田植え、始め! 

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秋の稔りに向かって、進もう。

 


今日はもう疲れたので、余計なコメントは無し。

写真で雰囲気を感じ取っていただければ、と思います。 

 

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上の写真は、これも恒例の紙マルチ。

最初の頃は 「実験」 と称していたが、今では 「草取り」 の労苦を少しでも軽くしたい、

という理由が優先されている、かな・・・

実験ということでは、写真の左端で植え方の違いによる比較、

というのが試みられている。

これも科学的な検証というより、スタッフの素朴な疑問を確かめたい、に近い。

でもそれで納得できるなら、大いに結構。

 

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去年は一歩も入れなかった子が、今年は一歩入った。

去年は泣いていた子が、土の感触を楽しんでくれた。

土に触れながら成長する。 

そういう場を22年、ひたすら提供し続けてこれたことを歓びとしたい。 

ひたすらカエルと鬼ごっこ、も許す。

その感触を覚えてほしい。

できれば、自然に見守られているってことも。 

 

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作業を終えたあとのひと時。

陽の光が田んぼに注ぎ、いい感じ。

 

眠くなったので、今日はここまで。

 



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