2013年1月 5日

2013年 創造の年にしたい

 

少々遅ればせながら-

皆様 明けましておめでとうございます。

「おめでとう」 とは言えない・言いたくない・・・ といった年賀状も散見される

2013年の幕開けですね。

 

気持ちは晴れませんが、凹 (ヘコ) んでいるわけにも参りません。

時代の変化はジグザグしながら進むのです。

元気出していきましょう!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ワーカーホリックとしてはめずらしく、

今年は一日長くお休みを頂戴して (会社自体は2日から稼働してますが)、

本日1月5日より仕事を再開しました。

2013年の始動にあたり、

「放射能対策特命担当」 としての今年のスローガンを掲げます。

退路を断つ、くらいの決意を込めて-

" 対策 から 創造 へ! "

 

気合い入ってる?

そうなのよ。 元旦早々から、喝!を入れられちゃったみたいで。。。

昨年の自爆的解散によって、得票が減ったにもかかわらず圧勝して

選ばれたばかりの宰相のひと言。

「脱原発とか卒原発とか、言葉遊びのような人たちを、国民は信用しなかった。」

モチが詰まりそうになりながら、一発でギアが入った感じ。

しかも次の言葉にも驚かされた。

「新たにつくっていく原発は、事故を起こした福島第1原発とは全然違う。」

何がどう違うというのか・・・

眠れなくなりそうなので、教えて、早く、お願い。

 

早くも公約破棄に向かい始める政権。

しかも新たな神話までつくりだそうとしている。

「安全性に問題ない」 といって寿命を延ばしてきたのは誰だったのか。

まるで古着を捨てるみたいに。。。

正月の言葉遊びであれば、次のようにお返ししたい。

 - では、これまでのはすべて廃炉、ということでヨロシク。

 

未来を傷つけ続ける時代とは、おさらばしたい。

脱原発3年は、そのための希望を見える化させる年にしたい。

 

夕方。

気分転換に思いついて、一番近い風車に立ち寄る。 

e13010501.JPG

夢の島からさらに東京湾にせり出して作られた陸地。

江東区立若洲公園に建てられた風力発電。

 

e13010502.JPG

 


この時は風がほとんどなかったけど、

この一年間の風の力によって

9900本の植林に相当するCO2削減効果があった、と表示されている。 

e13010505.JPG

 

東京都だってこう言ってる。

「 地球上で限りがある石油などの化石燃料や原子力とは異なり、

 自然現象において再生可能な資源-」。

e13010504.JPG

 

手塚治虫さんのメッセージも掲げられている。 

e13010506.JPG

 

ガラスのように壊れやすく、美しい地球。

未来人(子ども) たちの夢を私たちがしっかりと支えて行かなければならない・・・

 

e13010503.JPG

 

若洲公園から対岸に位置する中央防波堤外側埋立地にも

2基の風車が回っている。 

e13010507.JPG

 

富士山のシルエットも入れてみる。

無粋な建物群が消えて、まあまあな感じかしら。 

e13010509.JPG

 

若洲公園と中央防波堤外側埋立地を結ぶ東京ゲートブリッジ、

別名 「恐竜橋」。 

e13010508.JPG

この橋の照明には太陽光発電が使われている。

 

都市文明から生み出された膨大なゴミの上で、

太陽にいのちを託して横たわる21世紀の恐竜。

いろんな意味で首都・東京を象徴する場所だと思う。

 

太陽から地球に降り注ぐエネルギー量は、

たった1 時間で人類が消費するエネルギー量 1年分に相当する。

そのエネルギーの1万分の1を有効利用できれば、

この地球からエネルギー問題はなくなるとも言われる。

おお、素晴らしい! と楽観視できるほど甘くはないことだが、

少なくとも、借金をもとに用立てられた財源を公共事業にばらまくくらいなら、

自然エネルギーに投資すべきである。

「昔のゲンパツとは違う」 とどんなに強弁しようとも、

将来に恐ろしいツケを積み立てていく構造に変わりはない。

 

僕にも、僕なりに引き受けたタスキがある。

次の走者に勇気を与えられるような走りはとても無理だとしても、

このタスキだけはゼッタイにつなげなければならない。

いつか来た道ではなく、

新しい道を開拓する喜びを、小さなものでも、ひとつでも、

未来人に残せるよう、この1年を走り続けたい。

 



大地を守る会のホームページへ
とくたろうさんブログへ