2012年4月 5日

丸の内「つながる食」 と 「Daichi&keats」

 

昨年秋からの 「放射能対策特命担当」 なるミッションに苦戦しつつも、

以前より継続して当たってきたプロジェクトがある。

大丸有地球環境倶楽部 「都市の食ワーキンググループ」 で検討を進めてきた、

大丸有エリア・レストランによるこだわり食材の共同調達の仕組みづくり。

この話題、いつから書いてなかったかしら。。。

このプロジェクトが3月2日より 「大丸有つながる食プロジェクト」 という名称で、

実験的にスタートしている。

 

ここでいう 「こだわり」 とは、、、その安全性だけでなく、地産地消型食材、

環境保全に取り組む生産地、地域の食文化の維持発展などに貢献する食材、

といった価値基準を明確にした上で、それらを確認するための 

 " 認定 "  と  " 見える化 "  のためのシステムを用意する、というものだ。

概要は、「丸の内地球環境新聞」 でもレポートされているので、ご参照を。

 ⇒ http://www.ecozzeria.jp/shimbun/news/2012/03/21/shoku_wg_project.html

 

ちなみに 「大丸有(だいまるゆう)」 とは、大手町・丸の内・有楽町エリアの総称。

この巨大都市・東京のど真ん中で、レストランやホテル、企業の社員食堂等が

一緒になって共同の注文書を使って、物流を一本化させる。

低炭素(Co2 削減) 物流を進めるための新しい都市の実験。

僕にとっては、3年越しの挑戦だった。

 

この仕組みを具現化させる店として登場したのが、

3月2日、丸の内・永楽ビルにオープンした

 「Daichi&keats (ダイチ&キーツ)」。

図1.jpg 


開店後、昼と夜は満員状態が続いていて、

" 職員がのぞくとニラまれる "  と言われ、遠慮していたのだけど、

3月29日、専門委員会「米プロジェクト21」 の年度末定例会後の慰労会

という名目で予約して、何とか入ることができた。

 

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新しく建てられた永楽ビル地下に誕生したレストラン街

「iiyo !!  yokocho」 (イーヨ !!  横丁) の一角。

 

都会で楽しむ農園的空気、というコンセプト。

スタッフもそれらしく意識したスタイルで。

 

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今なら平日夜は、自然派ワインと本格焼酎が

2時間 2,000円で飲み放題。

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我々「米プロ」 としては、さらに 「種蒔人」 をボトルで注文。

 

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国産有機野菜や雑穀をふんだんに使った農園感あふれるメニュー。

一番人気は 「農園ポトフ」 だとか。

 

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体によい食事は美味しい。 お酒もいろいろあって楽しめる。

気の合う仲間とリラックスした時間を過ごしてもらえれば、嬉しい。

 

安心・おいしい・環境にもイイ食、をこの街に広げることができるか。

実験とは言え、お店にとって日々の営業はたたかいである。

この間、有名シェフや一流ホテルの支配人に説明に伺ったりしながら、

理想と現実のギャップを実感させられている。

「実験」 ということは、期限があるということでもある。

三菱地所という企業も強力にサポートしてくれているので、

地道に店舗を増やしながら、育てていきたい。

 


Comment:

先日定番コスメメーカーの開発担当さんといってまいりました!いやすんごい人気、もう予約なしではムリってかんじですね!
個人的にはリエット、じゃがいも丸揚げがすんばらしくおいしかったです。自然派ワインもビオディナミとかコアに凄いです。こんどゆっくりマネージャーさんのご案内で焼酎の飲みに浸りたいです。

from "kmekita" at 2012年4月20日 20:48

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