2009年4月10日
新しい年度も試練からですかね、今センセ。
3月中に書かなきゃいけなかった原稿も遅れ遅れになって、
いつものことながら、バタバタしながらの新年度突入となってしまった。
そんでもって、4月から、また新しい試練が押し寄せてきている。
わが農産グループに、営業チームが編入されてきたのだ。
営業チームは、量販店や生協さん、小売店や外食などへの卸し業務を主とする部署で、
3月までは販売企画グループに所属していた。
営業チームが農産グループに再編成された理由は企業秘密とさせていただくとして、
(というほどのこともないけど、説明もややこしいのでここは勿体つけて)、
有機農産物を社会に広げていくのに重要な役割を担っている部署である。
新しい発想を加えながら仕入部門と販売部門の連携をより密にして、
野菜の供給体制を強化させたい、と考えているところである。
そのうちスーパーさんへの営業の話などやり出すかもね。
まあどうせしんどい毎日なら、新しい夢を語れるところまで進んでみたいものだ。
そんな、今年の作戦会議などで忙しい4月9日、
フラッとやってきたのが北海道富良野の騒がしい、いや失礼、楽しい男、
今利一さんである。
今さんは農業の傍ら、富良野市議も務めている。
よく分からないけど、どうもこの時期、上京する仕事があるようなのだ。
去年も4月末だったか、春の社員合宿に飛び入りしてきた。
それなら、ということで-
ちょうど新入社員の研修が行なわれている時期ということもあり、
人事に無理言って、1時間の特別研修を入れてもらった。
題して、『 今利一先生の特別講義 -有機農業には勇気が必要だった- 』 。
「有機農業には勇気が~」 とは、今さんが市議選に出たときのポスターのコピーである。
僕は別の会議があったので、お任せしちゃったんだけど、
どうもタイトルとは全然関係ない話ばっかりだったようである。
夜も一席持とうか、ということになったのだが、
生憎の飲み会シーズンで、外はどこも一杯の様子。
急な話なので人数も分からないし、事務所でやろう、ということになった。
農作業本番前に、富良野からやってきてくれたというのに、
バカ話で盛り上がる我々。
急ごしらえなので、テーブルの上のつまみ類は見ないでください。
酒だけは用意できるから、すごいっしょ。 「種蒔人」 に 「雪の大地」 です。
「 いやあ、なんでかなぁ。 西松さんとかさ、ボクのところに来ないんだよね。
小沢とか言う人のとこには行くんだけどね。
いつでも貰ってあげるのにさ。 だ~れもボクと癒着してくれないんだもん。
いいことに使ってあげるのにさ。 」
寂しそうな、ひがみ根性丸出しの今センセーであった。
ま、議員給料を農業研修生の世話に使う人には、企業もなかなか・・・・・
しょうがない。 貧しい正義の味方でいくしかないですねぇ。
いや、楽しかったっす。 今さん、ありがとう。
これから忙しくなるけど、体に気をつけて、頑張ってね。
秋には、小ぶりだけど魂のつまった勇気玉ねぎの到着、待ってます。
最後は客人抜きで、職員同士でなにやかやと議論が続く。
誰かが撮ってくれた俺たち。 エビがなに喋ってるのか、分かりません。
気がつけば、朝。
米袋を枕に (商品ではありません。自分で買ったものです) 床に寝ていたワタシ。
そのまんまで、3時間の新人研修に臨んだのだった。
・・・今期も試練から始まって、さて、どんな一年になることだろうか。
てんさん。
有り難うございます。みんなに「ちっちゃい玉ねぎ」とか言われても、化学肥料を使わないと決めたらとことん使わない、条件の悪い畑も手放さない、まさに「勇気」のいる生き方だと思います。そんでもって底抜けに明るいもんだから、みんなに愛されています。票が入るのも、けっして「七不思議」ではないんですよね。世の中捨てたもんじゃない、という気にさせてくれます。
あいかわらず、熱いと言うか、なんと言うか・・・
最後はやっぱりー的なオチでも、なんか安心してしまう・・・。
でも、楽しそう!
まざりたーい!!
だから続いてきたんですよね。(*^。^*)
ぎゅっとつまった玉ねぎも、ありがたく頂戴しましたよ〜。
あれだけぎゅっと詰まっていたから、うちの納戸でもまったく腐るものはでなかった!(^o^)
これからもみんなで頑張っていきましょう〜!